伊勢志摩国立公園管理所の自然保護官(アクティブレンジャー)さんが今年も小俣小学校に来てくださいました。新型コロナウイルス感染を考慮し、4年生各クラス毎4回の授業をお願いしました。
レンジャーの半田さんのお話はテンポ良く、児童達はもちろん大人も惹きつけられます。
最初にレンジャーさんが守っている「伊勢志摩国立公園」について。
伊勢志摩国立公園内にある宮川水系であり、小俣小学校近くの汁谷川に住む生物と、観察の方法を今日は話してくださいます。
今日観察するのは事前にレンジャーさんが川で採ってきた生物です。
川に入って網で採取する方法や注意することを話し、実際の様子を映像で解説してくれました。
さて、いよいよ、観察です。
「まず1分間静かに観察しましょう」
「メダカのオスとメスが入っています。違いがわかりますか?」
2~3人に一つの水槽を観察できるように用意してくれたので、みんな、じっくりと見ることができます。
モズクガニは、元気が良すぎて、この後脱走騒ぎの一幕も。。。
カニのオスとメスはお腹の甲羅の形でわかります。
男子のテンションが最高に上がった、トノサマガエル。
「カエルのように成長により姿が変わることを『変態』と言います」(笑)
最後に汁谷川の水質についてのお話。
汁谷川にはホタルの餌となる「カワニナ」がいました。
水質としては、レベルⅡの「少し汚い水」に分類されることがわかりました。
検査薬を使ったテストもして見せてくれました。
アクティブレンジャーの皆さん、パークボランティアの皆さん、
どうもありがとうございました。